散文誌

日記・小説

Sort by 05 2014

Category: スポンサー広告  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: VIPでテキストサイト『共通テーマ』  

目からうろこ

僕はいわゆる素人童貞というカテゴリーにいる。彼女いない歴=年齢なのは言うまでもない。人並に
恋はした。けれど恋愛には持ち込めなかった。それは生来の気弱さと、自分本位な性根のためだった
せいかもしれない。当時を思い返せば、無駄にプライドばかり高く、何の根拠もない自信に溢れてい
て、それは裏を反せば、中身のない器をこれまた中身のない代物で蔽ってしまおうという噴飯モノの
自己保全だけれど、誰しも若かりし頃にはそういった鎧を身に纏うのではなかろうか? そしてその
鎧が効力を発揮しすぎてしまい、本来、倒したいはずの相手の攻撃を受け流してしまうとった本末転
倒も甚だしい事態を招いたことがあるのでは?

例えばこんな事があった。僕が十代の頃、モバイル掲示板にスタービーチという盛り場があり、よく
そこで友人とともにマンコキープに現を抜かしていたときがあった。その友人とは中学は一緒でも、
せいぜい顔見知りといった具合で、お互いそういえばそんな奴もいたっけと希薄な印象だったのだが、
偶然にも同じ夜間学校に通うようになった事もあってか、人見知りな僕にしては割かしすぐに打ち溶
けることが出来た数少ない友の中の一人である。
引っ込み思案な僕に対して、彼はイケイケドンドンな性質で、若者らしい無鉄砲さを多分に持ち合わ
せていた。その所為もあってか、僕は彼に引きずられるように、コバンザメのごとく、彼のすること
為すことに付いて回るようになり、ネットナンパをおこなう際にも、ほぼ彼に任せ通しであった。
そのせいか、はたまた思春期にありがちな捻くれた自尊心のためか、僕の中では仕方なく付き合って
やっているような、不遜な心根が少なからずあった。
だからだろう、彼が取り持ってくれた場に行っても、僕は変に格好つけたりして、女の子と上手く会
話など出来やしなかった。合コンとは名ばかりの、スーパーの駐車場や公園といったヘンテコな場所
で、ビール片手にお菓子をつまみ、話に花を咲かせることなど出来やしなかった。したことと言えば、
妙に足を組みなおしたり、セットした髪の毛先をいじったり、鼻にかかった声や持って回った言い方
をしたり、それはもう痛々しいとしか言いようが無い言動だった。
見当違いの自尊心という名の鎧がその効力を発揮し過ぎてしまった好例である。

そんなこともあって、僕は女性に対して、相手の気持ちを推し量り、シーソーゲームに興じるといっ
たようなコミュニケイトは出来なかった。それは十代の花が散った後も変わらなかったが、そんな僕
にも転機が訪れた。

持て余した煩悩を自慰によって慰めながら、フラフラと期間工として地方を回っていた頃のこと。
滋賀県のとある工場で職を得た僕は、同期のおっさんから「観光にでも行こうや」と滋賀名物雄琴に
誘われた。雄琴といえば言わずと知れた風俗街である。風俗には興味があったけれど、正直、そんな
所で童貞を失うのは負けといった気持ちが少なからずあり、乗り気はしなかったのだが、そこは押し
に弱く、動機を他人に委ねがちな僕の事である、押し切られてしまった態で同意したのであった――。



さて、ここでようやく表題へと至るわけである。「目からうろこ」。ここまで読んでくれた忍耐強く
賢明なる読者には容易に想像のつく事柄ですね。そう、脱童貞という過程をへて、女性への少なくな
い幻想にピリオドを打ったということです。
確かに、以前と以後を比べてみれば、女性に対して身構えるようなバリアーは多少、薄れましたし、
セックスも期待していたよりは味気なく、「こんなもんか」と幾分、失望しもしました。
理想と現実のギャップに少しばかり困惑しつつも、まぁ何でしょうか、ある種の自信を得ちゃったん
ですよ。スカイプ掲示板なるいかがわしいところへ入り浸ったり、デリヘルを呼んで「チェンジ」と
言ってみたり、ね。
今まで絶壁のようだった崖の先へ少々身を乗り出しちゃったわけ、一人で行く勇気なんてこれっぽっ
ちも持ち合わせていなかったのに、夜の蝶が舞う街へと足を忍ばせたり。

そう考えると良い面もあったと思う反面、何か大事なモノを失くした気がするのは何故なんでしょう。
確かに、未知の体験を経ることによって新たな道が開けたのは事実です。せっくるも、回数を重ねる
毎に、様々な果実の味わい方というモノを学びましたし、また女性との会話でも同様です。

でも。それでも。童貞の頃には在った性への憧憬や純真さを失った今、僕は思うのです。

知らないほうがよかったんじゃないかな、とね。
スポンサーサイト
Category: VIPでテキストサイト『共通テーマ』  

爪が甘い

詰めの甘い生涯を送ってきました。どうも僕には、物事を途中で放り出す悪い癖があるようなのです。
目を開けてはいても、明いてはいない。現実という名の面倒くさいしがらみから逃げ続けてきた人生。
が、しかし。僕にもね、実はあるにはあるんですよ、完璧と言ってもいい程、完全なる日がね。光が
在れば闇があり、闇在れば光がある。光と闇は表裏一体の関係ですよね。であるならば、僕にも光が
舞い込んだとしても、不思議ではありません。人間、一つくらい良い思い出はあるモノです。そう思
いませんか? 思わない人間がいるとしたら、よほど捻くれた輩なのでは……?
とまれ、僕にもパーフェクトなる日があったという話です。それはいつもの日、いつもの朝の事でし
た。習慣という悪癖が導くまま、起き抜けに煙草と珈琲で一服しつつ、PCをスリープから復帰させ
て、さてはて五万とある娯楽の中から退屈凌ぎに僕が選んだのは、例のごとく2ちゃんねるです。
読みながら読んでいないようなぼんやりした意識のなか、新着スレを眺めていた、そのとき。僕は、
見つけてしまったのです。運命と云うべき偶然に誘われるまま、開いたスレの名はネットマージャン
でした。よくある対戦を請うスレです。ちょうど対戦相手を募集していて、これは眠気覚ましにいい
かなと思い、軽い気持ちで半荘部屋に入ってみた所。これが正に神懸かった手配で、あれよあれよと
言う間にロンロンツモツモとアガりまくるのです。しかもそれが滅多に見ない役満ばかりで、まるで
手配という名のピースが、仲間外れは嫌と言わんばかりに一つ一つ積み重なっていく様は、これ神の
御心ならぬ神の一手を見た気がして圧巻の一言でした。ただ残念なのはそれを証明する手立てが無い
たところ。やっぱり僕はつめが甘いなと、そう思いました。

Category: VIPでテキストサイト『共通テーマ』  

「彼女の写真スマホに入ってるけど大学の知り合いに見られたら社会的に死ぬ」

彼女の写真を見られたぐらいで社会的に死ぬって、一体どんな状況よ。
誰にでも知られたくない本性みたいなモノはあるけど、社会的に死ぬってことは、それまでの自分の
イメージを覆しかねない要素を孕んでいるんだろうな。一般的な常識の観点からの「彼女」では決し
て無いはずだ。何せ「社会的に死ぬ」んだから。そうすると、僕の乏しい想像力では二通りの例しか
浮かばないわけだが、これが正にいかにも、って感じでなんだろう、自己愛が激しく自虐に富む僕の
ような人間には些か屈辱的で被虐的な感情が心の臓に巻き起こってドキがムネムネする、みたいな?

例えば自己のあらゆる能力をパラメータ化して発想という項目を見ると明らかに常人より低いことは
明々白々、火を見るより明らかなわけで、この企画に参加している管理人には新鮮な驚きを提供して
くれる良質なシェフが数人いるけど、御歴々には「眼の付け所がシャープですね」と上から目線で褒
めてやりつつ、自虐に趣きのある僕は「悲しいけどこれ、現実なのよね」と自分にしか分からないで
あろう笑えるポイントに苦笑いですよ、ええ。

と、くだらない話はここまでにして、貧相な頭から搾り出した例を挙げるとしよう。

【ビアンなのをひた隠しにしていてバレるのが怖い】

ビアンなのをひた隠しにしていてバレるのが怖い。これはパーソナルな問題だな? 同性愛なんてそ
う簡単に告白できるモノじゃない。特に若い頃ってのは同調意識みたいなモノがあって、枠から外れ
た者に対しては迫害しがちな、無思慮な部分が少なからずあるから、心臓に毛の生えたような図太い
輩以外はどうにか悟られないようにと、まるでマネマネの如く自己を粉飾するんじゃないのかな。
その構図は羊の群れに混ざった山羊のような、いや、人間の群れに混じったサイコパスのような捕食
者と被食者の関係にも似ている。露見すれば獲物を取り逃がし、爪弾きにされ、何より社会的に死ぬ。
だから絶対に隠さなければならない。
仮にもし、自分がそうだったらと考えると、やっぱり隠してしまうと思う。例え友人とはいえ、特殊
な性癖を告白するのは怖い。友人関係が壊れるかもしれないし、受け入れてくれたとしても、その友
人がうっかり口を滑らせてしまうかもしれないし。やっぱり無理ぽ、社会死待ったなしだね。

【少女趣味、つまりはロリコン】

高校生ならまだ分からないでもないが、中学生や小学生となるとアレだよね、困惑しちゃうよね。
おまえ正気かと。犯罪だぞと。いや高校生でも刑法に触れるけど引いちゃうわ絶対。そしてそいつが
教育学部だったりしたらもう、ね。犯罪者予備軍ですよまったくね。
でも早熟な女の子っているよね。小学生なのに中学生に見えたり、中学生なのに高校生に見えたり。
ジュニアアイドルなんかを見ると、まだあどけなさの残る顔立ちと女性らしいふくよかさを併せ持っ
たのがごろごろいるんだよね。それを見るとほんの少しばかり反応してしまうのは男の性なのかどう
なのか、僕には判然としない訳だけれど、現実で、リアルで幼い子供に欲情し、行為に至るのはやっ
ぱり異常だよワトソン君。僕はそう思うね。

まぁしかし、もし仮に迫られたら美味しく頂くわけだけれどね。据え膳食わぬは男の恥って言うしね。


1234567891011121314151617181920212223242526272829303105 < >
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。