散文誌

日記・小説

Sort by 06 2014

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共通テーマ『ようかい』

現代女性の自己顕示欲と美への飽くなき追求は見ていて凄まじいモノがある。

もちろん、全ての女性がそうだという訳じゃない。ニュースなどでクローズアップされてくる狂った
女性を見て、「女ってのは度し難い馬鹿モノだな」と嘲るのは木を見て森を見ていない痴れ者だけど、
「そこ超えちゃう?」っていう地雷原を易々と跨ぐ輩は少なからずいる、ということは確かだな?

例えば90年代の終わりごろ辺りから東京を中心に一世を風靡した、といえば語弊があるが、十代を
中心に伝染した「ガングロ」や「ヤマンバ」などはその一例として特筆に価するな?
「男もやってたじゃん」なぁんてわざわざ口を挟むマンコの声が聞こえてきそうだけど、そんなこと
は些細な問題だよ。そりゃ中には男も混ざってはいたよ? でも圧倒的に女のほうが多かったよね?
大体だよ、かしましい女ってもんはね、押しなべて下の口も緩いの。そんなわけない? へえ、ほん
とに? じゃあ三顧の礼って知ってるかな? あっ、知らないよねごめん、中国の故事なんだけどね、
まぁ要するに、目上の人が格下の者に対して三度も出向いてお願いをすること、なんだけれど、これ
聞いて君、何か思い当たることはないかな? えっ、ない? 本当に? ……君って魅力がないんだ
ねぇ。あぁいや、馬鹿にしてるわけじゃないよ? ただ、そうすると君って人はだね、声をかけられ
れば誰彼となく付いていくアバズレなのか、それとも男という男から歯牙にもかけられないシコメか
はたまたウマズメなn

なんて連綿と続く思考の脇道に逸れて本筋をないがしろにするのはどうかと思うよ。

話を戻そう。美しくなりたいがために女は化粧を施す。それは当然だし大いに奨励するよ。がしかし。
いきすぎると問題だな? 美しさとはなんぞやと考えると、バランス、調和なんだと思うんだよね。
その常識的な美への平衡感覚を失った輩が「ガングロ」や「ヤマンバ」と成る。ひとえに目立ちたい
がために。肥大した自意識を満足させるために、常識から外れた事をやってしまう。それを見て、最
初は奇異の目で傍観していた輩も、学校という狭い世界でムーブになれば、あれ、意外とイケるじゃ
ん、なんて付和雷同する。そうして流行り病のように伝染拡大していったのが「ガングロヤマンバ」
ムーブメント。いま見れば「妖怪」といっても過言ではない様相だ。歴史を振り返れば、顔や身体に
紋様を施した事跡は世界中にあるけれど、それは主に儀式や祭礼のためであって、美しさへの為だけ
にこのような馬鹿げた事をしでかすのは現代に生きる女性たちだけなんじゃなかろうか。

妖怪と呼ばれるモノのほとんどは創作と云われているけれど、大元は民間伝承や伝説などを元にして
いる。はるか未来、現代が古代へと名称を変えたとき、歴史には残らないであろう、ホンの一時期の
美の変遷を元に、妖怪が誕生しているかもしれない。なぁんてね。
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共通テーマ『↓』

↓でググッていたところ、下向き矢印法なるモノに目が止まった。

ソレは認知行動療法という、精神疾患の為の治療方針の際に用いられる、抽出作業であるらしい。

認知行動療法とは?(wikipediaから引用)

 人間は世界のありのままを観ているのではなく、その一部を抽出し、解釈し、帰属させているなど
「認知」しているのであって、その認知には必ず個人差があり、客観的な世界そのものとは異なって
いる。それゆえ、誤解や思い込み、拡大解釈などが含まれた自らに不都合な認知をしてしまい、結果
として様々な嫌な気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつ)が生じてくると仮定している。認知療法では
不快な気分や不適切な行動の背景として「考え方」つまり「認知」に着目し、この不都合な認知⇒気
分の流れを紙などに書いて把握すること、また、それらに別の観点を見つけるべく紙に書いて修正を
試みる事が根幹である。その為に根拠を問うたりする。 それらの気分を生じさせる拡大解釈などを
アーロン・ベックに学んだデビッド・D. バーンズ(英語版)の1989年の著作The Feeling Good
Handbook[1][2]では "Cognitive distortion"(認知の歪み)という


その認知の歪みを炙り出す作業のことを、下向き矢印法という。具体的にどのように炙り出すのかは、
日本認知療法学会によるマニュアルを紐解く。

下向き矢印法① <自己へのスキーマ>
状況) 会社で私を残して上司が同僚と食事に行った

自動思考) 私だけ、上司に誘ってもらえない

自己について) 自分は他人に気遣ってもらえないタイプ

自己について) 自分は、愛されない人間だ

下向き矢印法② <世界へのスキーマ>
状況) 上司は自分に残業させて食事へ

自動思考) 一般職の女性社員だけ誘われた

世界について) 私は総合職女性だから誘われなかった

世界について) 仕事をがんばる女性は、嫌われる


スキーマとは、その人が無意識のうちにしてしまう、ある決まったものの見方・考え方の事。
自動思考とは、そのときに頭に浮かんだ考えやイメージの事である。

下向き矢印法とはつまり、マイナス思考やプラス思考の大元の素因であるところのスキーマ(認知の
異常・正常)を炙り出し、その素因を認知させる方法である。
そうして原因を明確にする事によって、ある程度、自己をコントロールさせる治療方針が、認知行動
療法。というのが、流し読みして得た僕なりの理解。

なわけだけれど、これってちょっと小説のプロットを作る作業に似てると思いませんか。物語の組み
立て方は人それぞれだろうけど、基本的に文章と同じで、プロットも5Wが骨格となりますよね。

Who(誰が)→主人公
What(何を)→目的
When(いつ)→時代
Where(どこで)→場所
Why(なぜ)→動機

この骨格にテーマをあてはめ、そのテーマを軸に【面白い】要素を取り入れていく。そうして肉とな
り血となった物語=主人公に命を吹き込むために、why.why.why.を連発する。何故そうする何故こう
する何故ああする。物語の作者とは考えや行動に影響するスキーマを洗い出す、下向き矢印法の名人
とも言えるのではなかろうか。

そう考えてみると、ある一つの疑問が浮かび上がってくる。いわゆる文豪と称せられる人間達の自死
率の高さだ。創作者としてバーチャルの、二次元上に過ぎないとしても、リアリティある人物を創り
込み命を吹き込むその道のプロ中のプロ達はなにゆえ自死を選んだのか。

僕の手元に精神科医である岩波明の著書『文豪はみんな、うつ』という新書がある。新書というモノ
は押しなべて薄っぺらい印象があるが、そこはまぁ入門用としての位置づけ、カテゴリにある新書に
中身を求めてもしょうがないわけで、ご多分に漏れずこの本も出来うる限り減塩しましたという塩梅
なわけですけれども、まぁそれは言わないお約束、というより、「お前が言うな」って感じですね、
ごめんなさい。

この本は、精神病のきらいがあった文豪を対象としており、全十人中四人が、自殺を遂げていたとさ
れています。芥川龍之介・太宰治・有島武朗・川端康成。縊死・心中水死・心中縊死・ガス死とまぁ
死に方は様々ですが、その他にも、広義的な自殺というか破滅願望というか、文豪という名につり合
わぬ、幸福とは縁遠い人生を送った者が多かったようです。

その中でも、島田清次郎という作家は、お題である『↓』にピンポイントで当て嵌まる人ですので、
ここで一筆したためさせていただきたく早漏。詳細は島田清次郎(wikipedia)から辿れる評伝でも読んで下さい。
そして読む価値があったらばお教えいただけたら嬉しく存じます。


島田清次郎とは、世を蔑み世に蔑まれた男である。評伝のタイトル「天才と狂人の間」とは言い得て
妙だ。馬鹿と天才は紙一重。知れば知るほどそう思う。

生後まもなく父を亡くし、母とともに身を寄せた実家はときに夜の女の顔も見せる芸妓街、という生
い立ちには同情するが、その境遇と頭抜けた知能による所為なのか、元々そういう性質だったのか、
傲岸不遜とも言える人間性は受け入れがたい。恩人の持ち物を勝手に拝借したり、妻に暴力を振るっ
たり、挙句の果てには婦女誘拐・監禁事件を起こしたり。けれど、精神病院で病死した顛末を思うと、
自分も世渡りが上手く出来なかっただけに、どこかシンパシーを感じてしまう。
二十歳のときに著した自伝的小説『地上』がベストセラーとなり、一躍時の人となったのもつかの間、
素行の悪さが祟ってわずか三十にしてこの世を去る。生活破綻者の一人として一時は成功したカレを
嫉妬しつつも、もっと上手くやれたんじゃないのかと悲しく思う。

ちなみに『地上第一部:地に潜むもの』は青空文庫で読む事ができる。僕は途中まで読んで投げ出し
たけれど、芸妓として生きる女達のやるせなさには心に訴えかけるモノがあった。興味があれば是非
一読を。きっと、昼ドラを思わせるドロドロした展開を芸術の域にまで昇華できなかった若さに投げ
出したくなるから。
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共通テーマ『梅雨』

目が覚めてカーテンをひくと、どんよりした空からしとしとと、またはざぁざぁと雨が降っていた。
梅雨前線到来である。カビとダニと湿気の季節である。それ単体ではどうということはない、詰まら
ぬ事象にすぎないし、好きというわけでもないけれど、変化を好みながら変節を望まない、起伏と向
上心のない人生に、雨でもカビでもダニでもいいから変化をもたらしてくれるなら歓迎するよ。が、
長期間続くとなると、話は別だ。何故かってうんざりする。「だって」「やっぱり」「そしたら」等
と言うメンヘラの繰言のように止む事がない。さながら天の愚痴を聞いているような気分。

変わり映えのしないいつもの日常に、纏わりつくじめじめとした空気が加わる。それだけで、自分が
なめくじになったかのような錯覚に陥らせるのだから、梅雨と引きこもりの相性は良くないと言える
だろう。雨だと外に出る理由が少なくなるから好きだの、子供なんかの喧騒が消えるから好きだの、
自称ニート及び引きこもりの社会性廃棄物はよくそう言うけど、僕は違う。少なくともそれが理由で
雨の好悪に繋がるわけじゃない。僕が雨を嫌うのは、憂鬱を呼び込むからだ。そしてその憂鬱が、記
憶の澱にまで深く沈んだとき、思い出したくもない事柄に思いを寄せずにはいられないからだ。

一人、心の内で過去と対峙しながら物思いに耽る。梅雨とはモノローグの季節なのだと僕は思う。

そこで今回は、特に印象深いモノローグを多用した作品について触れよう。

まず思い浮かんだのは【彼氏彼女の事情(アニメ)】である。1998年10月から翌年三月まで放
送されていた、エヴァの庵野秀明監督作品だ。世紀末、ノストラダムスの予言が巷を騒がせていたお
りもおり、僕は一向に捗らない受験勉強に嫌気が差し、半ばやけくそで滅亡しろと密かに信じていた、
というよりは願っていたくちである。今でも終末予言なんかを聞くと、少なからず心が躍る。
そういう鬱屈を抱えていた時期に、このアニメが放送された。最初は少女マンガ原作ということもあ
り、あの時分の男子なら共通の偏見、女がみるモノを男がみるなどナヨナヨしたオカマ野郎といった
風潮のせいか、観る事を躊躇させる気持ちがあったのだが、一家団欒の席でたまたま点けたテレビが
このアニメだった事と、家族の誰もが他の番組に変えようとしなかった事もあってか、仕方なくなん
ともなしに観ていたところ。これが大ハマリしてしまったのであった。
内容は、才色兼備な男女の恋愛模様であるが、一見して優等生な仮面の裏には、正反対の浅ましい顔
が隠されていて――。という、誰しもが持っている二面性を、ときにシリアスに、ときにコメディに
と、モノローグを多用しながら描き、それは当時の僕にとって斬新であり、かつ高校生活という、す
ぐ目の前の未来からのおとないのような気がして、未知の世界への期待を刺激しまくったモノである。
かといって、その影響を受けて受験勉強が捗ったかといえば、それはまた別の話であって。そもそも
勉強なるモノが嫌いだった僕が一時的にやる気を奮い起こしたとしても、しょせん焼け石に水、付け
焼刃は付け焼刃に過ぎないという事でして、ものの見事にサクラチルわけなんですけれども、それは
おいて置いて。印象に残っているシーンを挙げていこう。

1.妹爆発
ツーチャンネルでお馴染みのネタはこれが元ネタなのかどうかは知らないけど、原作と比較してコメ
ディ色の強い本作ではこういった破天荒なシーンが多く見られる。なんで爆発したのかよく覚えては
いないけれど、多分世紀末のせいだろう。

2.劇画タッチの同級生に扮したおっさん
ラスト近辺、唐突に現れ唐突に語りだす謎のおっさん同級生。その真の姿はクラスメートの姿を借り
たスタッフの誰かの顔なんだろうけど、このアニメ、後半になるにつれて悪ノリが過ぎる気がするの
はひとえにアニメが原作に追いついてしまったための苦肉の策、というか遊び心の一つなんだろうな。

3.夏休みのデート中、にわか雨に見舞われ――
水に濡れて重くなった薄衣が身体に吸いつき、露わになった女体のラインがエロスを掻き立て、それ
までの空気が一変する。ありがち、だからこそ映えるこのシチュエーションに、ドキマギしない輩は
いないのではなかろうか。切実に思う、経験してみたいモノだと。

うろ覚えで書いているため、間違ったところがあるかもしれないが、ざっとこんなもんだろうか。

思春期の男女の内面と葛藤、心の触れ合いについて、当時の僕は、そこまで考えるのかと、そこまで
思いめぐらすのかと、自身の交友関係と照らし合わせてみて、ひどく薄っぺらいモノに感じたのを覚
えている。そんな風に本音でぶつかり合い、絆を強めていく行為が羨ましく、また妬ましくもあった。
おススメのアニメである。


さて、次に紹介しようと思ったのは「放浪息子」で有名な志村貴子の初連載、「敷居の住人」である
が、めんどくさくなったので割愛する。一言添えるなら、放浪息子が好みに合うのならば、敷居の住
人もきっと好みに適う作品であるだろう、ということ。ではまた来週。
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共通テーマ『風呂』

風呂でググッていたところ、こんな記事を見つけた。

鶯谷の名店「電マ戦隊イラマチオン」摘発 -東京-

ありふれた淫行事件だけれど注目すべきは店名だよ。「電マ戦隊イラマチオン」。響きがいいよね。
思わず噴いちゃうフレーズ。良いセンスしてると思う。一杯引っ掛けた帰り道、キャッチに捕まって、
「どうですお兄さん遊んで行きませんか。電マ戦隊イラマチオンって言うんですけどね、今ならうん
とサービスしますよ」なんて言われたらその気が無くてもちょっと興味が沸くよね。
なにそれどんな店だよって。いや、店名を文字通りに受け取ればある程度の察しはつくけどさ。面白
そうだから行ってみよう的なノリ、集客効果が見込めそうだと思わない? 少なくとも僕は好奇心を
そそられてまんまと引っかかっちゃうな。まぁでも往々にしてそういった場合、失望が待っているん
だけどね。高い買いモノは事前に下調べが必須、これ常識なのは重々承知してるよ?
けどさ、冒険しない人生なんて味気ないじゃない? たとえ期待に反した結果をもたらすとしても、
一時の夢、一時のスリルが明日への活力に繋がると僕は思うんだ。そもそも人間なんて享楽的な生き
物なんだから我慢は毒、膿みを吐き出さなきゃ身体に悪いってもんよ。
健全な精神は健全な肉体に宿る、逆もまた然り、ってことなんだよね。これニートの教訓。

とまぁんなもんはおいて置いて。お風呂に舵を戻すとしよう、と言っても電マ戦隊のせいかおかげか、
風呂とはいえ巷では泡やら何やらの隠語で称される淫靡な世界を彷徨ってしまっちゃった次第でね、
いやはやさすがは三大欲の一翼を担う性欲。改めてすごいと、そう思いました。

それでまぁ色々と大人なサイトを見てたんですけど、キャッチコピー? 煽り文句って言うんですか、
あれふざけた店名のところはどこもチャラくてちょっと面白い。
普通の、ありがちな店名ではシンプルなサイトデザインが多く、文言も紳士然としているのに比べて、
おふざけ系では広告が多い上に赤やピンクといったけばけばしいデザインが目に刺さり、文言はよく
分からない意味不なフレーズがちらほらと散見されるような気がしなくもない。
特に印象深いのが「スパイラル」。渦巻き線ってなんだよ? 
あと「業界未経験」「~系」「~級」の三語は三種の神器かってくらい目に付く。常套句すぎて何も
言っていないに等しいよねこれ。

ふざけたサイトで思い出したけど、パチンコ系も相当ふざけたところ一杯あったよね。ググッったら
色々と懐かしいもんが出てきてワロタ。

動画ですまんが特にこれは永井と愉快な仲間たちのおかげか、元々面白いネタがさらに面白くなって
いると思う。9:10~見てね。


       ____
     /_ノ ' ヽ_\
   /(≡)   (≡)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ ジャンジャン…ああっ、出るお、出るお…バリバリ
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  \      `ー'´     /        ジャンジャン…まだまだ出るお……ウッ!



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