FC2ブログ

散文誌

日記・小説

Category: スポンサー広告  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: 日想  

アンニュイ

何も考えたくなくて、何も手につかなくて、それでいて何かを欲っする心の飢え。眠くもなくて、食
欲もなくて、性欲も湧かない。押し出すような吐息がため息に移り変わり、心体を沈鬱させる不定愁
訴に苛まれる時。曇った心象を払いたくて、当て所なく街を歩いたり、ただただぼんやりと、ディス
プレイに踊る映像を見遣ったり、虚空を見つめたまま、音楽の調べが右から左へと流れるに任せたり。
そうやってうつろいゆくメランコリーな日は、心が空っぽになったような気分にさせられる。壊れた
機械。物言わぬ人形。空虚な檻に閉じ込められ、そこから出ようにも、どうすればいいか分からない。
出口を指す光が見出せず、闇雲に足掻いては徒労に終わる。

そんな日。そういう日。こういう日は、だけれど思いがけない所から風が吹き、淀んだ空気を一新し
てくれるモノなのだ。なにが閉じられた扉の鍵になるのかは、その日その日によって違うけれども。
喜怒哀楽の琴線に触れたソレは、シンと静まった水面に波紋を、さざなみを立たせ、心を震わせる。

偶然の産物。望外の希求。今日、未知の大海に僕が見出した航路は、何度見たか知れないこの動画だった。


道重さゆみ、この年17歳。アイドルになど興味のなかった僕が、唯一認めざるをえなかった偶像。
関心のない人には分からないだろう。けれど、僕には拒む事の出来ない吸引力が、彼女にはある。
綺麗さと可愛さに煌めく容貌からは夢想だにしない毒舌、反感を買いそうなブリっ子の仮面――その
下から、時折垣間見える気がする素顔。
ただ見ていたい。それだけで、心を満たす存在。それが、道重さゆみ。
関連記事
スポンサーサイト

Newer Entry習慣

Older EntryVIPでテキストサイト企画『ムカデ人間』

 

Comments
Leave a comment








1234567891011121314151617181920212223242526272829303108 < >
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。